古典空間から「２００６年７月７日にあんみ通の結成７周年記念コンサートを

開催することになったので舞台監督をお願いしたい…」旨のご依頼をいただいて、

会場となる目黒「パーシモン小ホール」へ下見に出掛けたのはまだ寒さの厳しい１月のコトでした。

その後具体的な企画・内容の打ち合わせを進める過程で講談師「田辺駿之介」クンによる「話芸」とのコラボレーションが決定！。

５月に入ってから顔合わせを兼ねた打ち合わせが「古典空間」事務所で行われました。

そして６月に入ってから「駿之介」クンにもお越しいただいて「おおた文化の森スタジオ」でリハーサル(^^♪。

この頃には「上田みゆき」さんによる墨絵のパフォーマンスも決定！

…演奏家との共演を廃し「あんみ通」の二人だけによる演奏を軸に据えた骨太のコンサートになりそうです。

集客のための宣伝／告知の一環としてコミュニティＦＭなどへも積極的に出演しました！。

事前の準備も整い２００６年７月７日（金）本番当日を迎えました。

当日は午前９時から搬入〜仕込開始！。音響はイノベーションの半澤氏が担当。

舞台上へはホール備品の平台／箱馬／木足などを組み合わせてヒナ段を組み「高低差」によるアクセントをつけ、

床面とヒナ段上にはユザワヤで購入してきた安価なシーチング布地（平織り木綿）を敷き詰めました！。

…舞台上は釘打ちはもちろんガムテープの使用さえも不可だったので苦労しました^_^;。

みゆきさんが墨絵を描くための屏風（これも手作りです！）もセッティング完了〜舞台の全貌が見えてきましたね。

あんみ通のお二人も会場入りして、午後２時過ぎからリハーサルを開始！。

照明についてはホールの規定料金セットをオーダーしてホールスタッフにオペをお願いしました。

みゆきさんから「屏風の後ろから灯りをあてられませんか？」旨のご依頼があり、

急遽私の車に積んであった５００Ｗのハロゲン投光機×２台を出して設置…ホールの照明回線に割り込ませていただきました！。

「駿之介」クンによる講談／ＭＣ部分やみゆきさんのパフォーマンスに際しての諸々の段取りや

出演者の出・ハケから照明キッカケ等々細部にわたって確認しながらリハーサルは進行してゆきます。

午後４時半をまわった頃にリハーサルも無事終了〜準備万端です！。

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定刻の午後７時を若干過ぎたところで本番スタート！。

…７月７日の７周年コンサートだったので洒落で７時７分開演にしてみました(^_^)。

前半は「あんみ通」によるトークは一切無し…駿之介クンによる講談調のＭＣで曲間を綴ってゆきます。

今回のコンサートは休憩を取らずに行ったので、中盤に駿之介クンによる「講談コーナー」を挟んで

その間に「あんみ通」は衣装チェンジ〜いよいよ後半に突入です！。

後半にようやく「あんみ通」によるＭＣ…由佳ちゃんの「やっと喋れたぁ〜」に客席は大ウケ！。

初披露となる新曲も交えて、いよいよ「上田みゆき」さんによる墨絵パフォーマンス

〜あんみ通の演奏を聴きながら湧いたイメージを即興で「筆」に込めるみゆきさん。

リハーサルでは実際に一点モノの「屏風」に描くわけにはいかなかったので、

実はどんなモノが出来上がるのかは誰一人知りません(^^♪。

…客席も我々舞台裏のスタッフもあんみ通の二人も興味津々。  

墨絵が描かれた屏風が立ち上がって完成〜さらに演奏は続きます！。

そして終盤に再び「駿之介」クンによる講談ＭＣが入って…。

↓津軽三味線＋講談＋墨絵によるコラボレーションの図↓ 

大きな拍手に包まれてのアンコール！。あんみ通の二人も楽しそうです。

アンコール終了後には駿之介クン＆みゆきさんを再び舞台に呼び込んで全員でフィナーレ！。

時刻は午後９時を回っていました〜１２０分に及ぶ密度の濃いコンサートになりましたね(^^♪。

この後、午後１０時「完全退館」だったので我々舞台スタッフ＆制作スタッフは大忙し…

モノ凄い勢いで撤収／搬出作業…でした.。o○。

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