独立行政法人「国際交流基金」主催事業として２５絃箏奏者「中井智弥」＆「久野木史恵」のお二人による
メキシコ／チリ／ドミニカ共和国へ２００７年１０月１７日〜３１日の半月間に及ぶ公演が決まりました。
諸々の準備を経て２００７年１０月１７日午後のフライトで最初の公演地であるメキシコへ向かいました。
首都メキシコシティへの直行便とは言っても、まずはメキシコの北端ティファナを経由してのフライトでした。
ティファナで一旦メキシコへの入国手続きをして、２時間ほど待ってから再び出発です。
合計１３時間ほどのフライトでようやくメキシコシティに到着〜♪。いゃあ、皆さま長旅お疲れ様でした。
空港へは交流基金メシキコ事務所の中村所長と通訳の笹本氏がお出迎え…私と制作の斎藤クンにとっては３年ぶりの再会です。
３年前と同じ宿泊先であるＮＨホテルへチェックイン…中井クンもロンドン経由でフィンランドから無事合流してきました！。
翌日はコンサートを行う国立芸術院マヌエル・ポンセ・ホールとセルヒオ・マガーニャ劇場での下見＆打合せ。
夕食は笹本さんの案内で地元のレストランへ！。メキシコは料理は本当に美味ですね。
メキシカン・ビール「ボヘミア」美味 |
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肉料理の皿には付け合せのサボテンが(^_^) |
１９日は午前１０時に「国立芸術院」へ到着。早速仕込みを開始したんですが早くも音響トラブルが発生.。o○。
昼食をはさんで午後からは現地スタッフを交えてリハーサルを行いました。
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リスベスとも３年ぶりの再会でした。 |
午後７時過ぎから基金事務所の中村所長のご挨拶からコンサートがスタート。
今回の公演はメキシコ移住１１０周年事業の一環として開催されるものです。
二人が奏でる２５弦箏のサウンドが満員の聴衆を魅了！。盛大な拍手を受けていました。
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終演後には小野メキシコ大使ご夫妻が楽屋に |
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この日は終演後に日本料理店に案内していただきました。メキシコで食べる肉じゃが＆冷奴＆お新香…。
翌日はセルヒオ・マガーニャ劇場での公演…「元は歴史のある教会だったんだよ〜アミーゴ」（？）とは館長さんの言葉。
常設の音響・照明機材にも中々歴史を感じさせるモノがあります（笑）。
午後からのリハーサルも無事終えて開場を待ちます…表はすでに長蛇の列のお客様！。
こちらでは初めに緞帳前でお箏（１３絃）を一曲演奏したあと楽器の説明をてから撤去〜
〜そして緞帳が開いて２５絃箏が登場する…という段取りにしてみました。
終演後に撤収を終えて一旦ホテルに戻ってから打ち上げ会〜♪。すでに深夜です(*^。^*)
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サルー（乾杯）〜♪ |
中村所長＆リスベスへ中井クンからプレゼント |
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翌日は移動日…深夜のフライトだったのでホテルをチェックアウトしてからテオティワカン遺跡へ案内していただきました。
そして遺跡近くのレストランで昼食〜♪。メキシコ料理を満喫しました！。
出発は午後１１時^_^;。チリの首都サンチアゴまでは約８時間のフライト…いわゆる機中泊ですね。
夕食／朝食ともに機内食…ラン航空の機内食は中々イケます(^。^)y-.。o○
そして翌朝無事にサンチアゴに到着〜ホテルにチェックインしてからまずは昼食…チリは魚介類＆ワインの宝庫です！。
午後から我々スタッフチームは翌日の公演先である「ディエゴポルタレス大学」の会場で仕込み。
今回のチリでの公演は日・チリ修好１１０周年事業の一環としてお招きいただいたものです。
ホテルのレストランで夕食…ワインはもちろんですがチリ産のビール「アウストラル」もイケます！。
アウストラル美味！ |
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サントドミンゴの夜明け…午前７時過ぎです |
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翌日はチリでの最初の公演日…この日は学生さんを中心にしたコンサートだったので午後３時開演でした。
前日に音響の仕込みがほぼ完了していたので、午前中からサウンドチェックをして準備万端です。
大使館職員の三浦さんの司会でコンサートがスタート！。
初めて聴く箏の音色に集まった学生さんたちは興味津々です。
終演後に現地スタッフの皆さんと記念撮影〜♪。夕方に一旦ホテルに戻ってから大学関係者を交えた夕食会へ向かいました。
チリの魚介類は本当に美味で、ウニやサーモンなど日本への輸出も多いそうです。
翌日は「アンドレスベロー大学」でのコンサート…チリで一番大きな私立大学だそうです。
お金持ちのお屋敷のテラスだった場所を改造した広〜いホール（？）…いゃあ世の中には色々な会場があるものです(^_^.)
大学に出入りしている音響業者チームとの交渉を経て、何とかコンサートに耐えうるスペックの機材が確保？出来ました。
ご挨拶に立ったのは林大使…以前コロンビア大使だった頃にお目にかかって以来の再会になりました。
満員のお客様は熱心に２５絃箏のアンサンブルに聴き入っておられ、終演後には熱烈な歓迎ぶり！。
ホテルに一旦戻ってから近くのレストランで大学関係者を交えた夕食会…チリ最後の晩もやっぱりワイン＆魚です(^。^)y-。
翌朝は午前９時にホテルを出発〜♪陽気なドライバーさんたちと「アディオス・アミーゴ！」。
チリでは観光などをする時間が一切無かったのが残念
…モアイ像のレプリカを横目に午後１時のフライトで経由地であるパナマへ向けて出発しました。
パナマでの乗り継ぎ約３時間半を経てドミニカ共和国の首都サントドミンゴまではコパ航空による合計９時間のフライトでした 。
深夜にホテルに到着した一行はそのまま就寝.。o○今回のツアーは中々キツい移動行程ですね。
熟睡して翌朝はすっきりと起床！…ホテル・サントドミンゴはカリブ海に程近い巨大ホテルです。
この日は最終公演を行うサントドミンゴ市内の「マヌエル・ルエダ劇場」で下見＆打ち合わせ。
会場の玄関には巨大な告知看板が |
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大勢の現地スタッフと皆さんと詳細な打ち合わせ…宜しくお願いします！。
半澤さんが手書きで現地音響チームに説明 |
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移動中にカリブ海が少しだけ臨めました！ |
そしてこの日は大使公邸での夕食会…全員正装でロビーに集合です。
国際交流基金のお仕事の際には毎回必ず公邸や大使館での夕食会／晩餐会があります。
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公邸の玄関には菊のご紋が |
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大変気さくな四宮大使ご夫妻のエスコートで着席…こちらに赴任されてまだ間もないそうです。
贅を尽くした和会席料理をいただき…全員で記念撮影をして公邸を後にしました。
そして翌日は市内から車で２時間半ほどのサルセド市役所へ出発！。
長閑な田舎町といった風景が拡がるサルセドへの道程…市役所のホールは集会所といった感じの会場でした。
折からの雨の中、現地音響業者チームはビニールシートを被せたトラックで機材を運んできました.。o○。
…そして嫌〜な予感が的中…街で停電が頻発しているコトもあり機材もボロボロ…結局使いモノになりませんでした。
半澤氏が日本から持ち込んでいた機材を併用して何とか現場対応（笑）…無事に（？）本番を迎えることが出来ました。
こちらでは第一回国際文化フェステイバルへの特別招待としてお招きいただきました。
今回は体験コーナーも交えたレク・デモ形式…これこそ国際交流ですね。
終演後には前副大統領もお見えになりお二人と記念撮影。沢山のお客様と楽しいひとときを過ごしました。
夕食はドミニカ料理！。有名なダンス「メレンゲ」が披露される中、中井クン＆斎藤クンもダンスの輪の中に(^^♪。
２８日は朝から雨…ちょうど低気圧が接近しているようで、一向に止む気配がありません。
この日が今回のツアーの最終公演。「マヌエル・ルエダ劇場」で午前９時半過ぎから準備を開始しました。
こちらのホール…外観は立派なんですがステージや客席のあちこちで雨漏り^_^;。
何とかリハーサルも終えて午後６時半過ぎから四宮大使のご挨拶でコンサートがスタート！。
今回の公演の集大成として素晴らしい演奏を披露したお二人に客席からは大きな拍手！。
…終演後のロビーでは沢山のお客様に囲まれ、四宮大使ご夫妻とやっとのことで記念撮影が出来ました(^_^)。
そしてホテルに戻ってレストランでささやかな打ち上げ会…外は土砂降りの雨でした。
翌朝は午前５時にホテルを出発.。o○。全員殆ど寝ていません。
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外は物凄い暴風雨でした.。o○ |
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午前７時半過ぎのフライトだったんですが悪天候のため中々出発出来ません。
機内で待たされること約１時間半…午前９時過ぎにようやく経由地のパナマへ向けて出発しました。
明るく照りつけるパナマの陽射し…さぁ、メキシコに向けて再び乗継です！。
と…ところが、遅延のため乗り継ぎ便はすでにパナマを出発した後。
「次のメキシコ行きは１０時間後です…」に一行は茫然自失.。o○
結局、航空会社の手配したホテルで一旦休憩することに…入国審査も何も受けずににパナマへ入国しました（笑）。
ここは空港から程近いリゾートホテルのようです。チェックインをしてから貰ったミールクーポンで昼食へ！。
私は鶏肉の半身を焼いたモノを注文…ビール＆ワインも美味しくいただいてから部屋で熟睡(^。^)y-.。o○
午後６時にロビーに集合してから乗り遅れた他のお客様とホテルの送迎ワゴンで空港へ移動。
結局「パナマ空港」は今回の旅で一番滞在時間が永かったような…。
約３時間半のフライトで深夜１１時過ぎにようやくメキシコシティに到着…空港に隣接するホテルにチェックインしました。
誰もいない深夜のホテルのレストランで遅〜い夕食(^_^.)…メキシコの美味なスープとビールが滲みます。
そして部屋に戻ってシャワーを浴びて、今回の旅先で調達したテキーラ＆ラム酒を空けながら荷造り（笑）。
少しだけ仮眠して、翌朝は午前５時にホテルをチェックアウトして再び空港へ向かいました。
午前９時前のＪＡＬ便で日本を目指して出発！…まずは経由地であるカナダのハンクーバーまで５時間半のフライトです。
今回のツアーは入国手続きや通関手続きが煩雑な米国を避けた行程だったのでキツいことになったようですね。
カナダの山並みを遠望しながら待合室で待つこと約１時間半…ようやく帰国の途につきました。
ＪＡＬ便は客室乗務員の皆さんも全員日本人…機内では日本語が通じる“快適な”空の旅でした！。
バンクーバーを出発して約１０時間…ようやく日本上空にさしかかりました。
日本時間の１０月３１日午後５時過ぎに成田空港に到着！。
無事に日本に帰ってきました…皆さまお疲れ様でした〜♪。
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↓今回の行程です↓
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