山口瑠美 コンサート 仙台 電力ホール

 

 「山口瑠美」ちゃんと仙台「演歌屋」佐藤社長との出会いは2009年12月のことでした。

定期的に携わらせていただいている「日立青葉会忘年会」にこの年は瑠美ちゃんにご出演頂き、

翌日から仙台エリアでキャンペーンをさせていただくことに…その際にテイチクから紹介して頂いたのが

仙台市内で演歌を専門に取り扱うCDショップ「演歌屋」さんでした。【その日の拙ブログです】

 

 

その後に何度も仙台エリアにお招き頂く機会に頂き…

2010年9月に宮城県東松島市「かんぽの宿・松島」での歌謡ショーの晩の打ち上げの席で

佐藤社長から「来年に仙台・電力ホールで単独コンサートを開催しないか?」旨のお申し出を頂きました!

 

 

仙台市内のど真ん中にある1000名を収容する「電力ホール」でのコンサートの開催

…日程は2011年10月26日(水)に決定しました。

 

山口瑠美 コンサート 仙台 電力ホール

 

山口瑠美 コンサート 仙台 電力ホール

 

その後に諸々のやりとりをさせて頂きながら、3月14日(月)には「ハワイアン&フラフェスティバル」公演

移動日を利用して仙台で打合せをさせていただく予定でした。

 

 

ところが、3月11日(金)に未曽有の「東日本大震災」が発生。

震源地に近い仙台は甚大な被害を受けて…若林区にお住まいの佐藤社長とも全く連絡が取れぬ状況。

 

 

祈るような気持ちで毎日何度も何度も電話を掛け続けて…

3月13日(日)の夜にようやく佐藤社長のご無事が判明しました【この日の拙ブログ

 

とにかく被災地の復旧・復興が最優先…この時点ではコンサートの開催どころではないであろうと

我々も含めて誰しもが思っていました。

 


 

5月に入ったある日…佐藤社長から「こんな状況だからこそ我々は立ち止まってはいけない。コンサートは絶対に開催する」

…という力強いお電話を頂戴して、公演開催に向けたプロジェクトは再始動しました!。

 

 

そして5月の下旬には「山口瑠美」ちゃんご本人も同行して仙台での打合せ。

 

      

 

生々しい震災の爪痕に我々は言葉がありませんでした…しかし社長の言葉「立ち止まっていられない」

…前に進むことが我々に出来ること・するべきことだと思いを新たにしました。

 

      

 

 

 帰京後に公演に向けたチラシのデザインが確定…今回のチラシはこちらで製作です。

 

  

 

そしてチケットのデザイン/製作は「演歌屋」さんのイベントでいつも印刷物を担当されている地元の業者さん。

 

 

 

9月に入ってから、震災のために延期になっていた仙台での「ハワイアン&フラフェスティバル」公演の移動日に合わせて

会場となる「電力ホール」へロケハン&打合せにお邪魔しました。

 

      

 

図面では確認していたのですが…1フロアで1000名を収容する間口の広い客席。

舞台間口は11間/奥行きは6間…バトンも手引きが多く、演出プランでの検討事項が宿題になりました。

 

     

 

 そしてこの日は仙台市内で「演歌屋」佐藤社長/バンマス白石氏/音響&照明「コントライブ」斎藤氏/司会の村上さん

を交えて具体的な演出・進行プラン等の打合せをさせて頂きました。

 

 

  

 

本編のプログラム及び演出プランなどの作成と並行して告知活動も既にスタートしていました。

各情報サイトなども通じて告知して頂きました。

 

 

 

↓もちろん瑠美ちゃんご本人からの動画メッセージも↓

 

山口瑠美 コンサート 仙台 電力ホール

 

告知活動と並行して都内では当日披露させていただく「歌謡物語」作品のリハーサルもスタート!

三味線奏者「栗原武啓」さんとの綿密なリハーサルが続きます。

 

      

 

今回のコンサートでは3曲の作品を披露させていただくことになり、細かいキッカケも含めた構成となりました。

 

↓こちらは音響・照明スタッフ用に作成した「歌謡物語」のチャート表です↓

  

 

 

今回の公演での私の役回りは演出+舞台監督…当日の全体スケジュール管理も大切な役割でした。

 

…今回の公演は、通常の公演ではまず無い.。o○とってもタイトなスケジュール。

午前8時の会場入りから仕込〜リハーサルまで全ての準備を午後12時の開場時刻までに終わらせなければいけません.。o○

いかに効率よく当日の作業を進めるかを何度もシュミレーションしました。

 

 

 

 そして都内では譜面の準備〜衣装の手配〜音源作成や舞台で使用する部材の調達なども並行して行っていました。

 

       

 

 

当日の曲間トークの内容から楽屋割りなど…全てこちらで準備!

 

   

 

こうした事前準備が直前まで続いて迎えた10月24日(月)…本番まであと二日です。

 

山口瑠美 コンサート 仙台 電力ホール

 

 

 

 そして開催日の前日である10月25日(火)我々一行は翌日の公演に備えて仙台へ向けて出発!

 

      

 

 幾度となく往復してきた…通い慣れた「東北道」を安全運転で北上(^^♪

 

      

 

そして夕方から宿泊先となる仙台市内のホテルのロビーでバンマス白石さんとの打合せ。

…全曲の譜面チェックです。

 

 

その晩は「演歌屋」佐藤社長にお目にかかって〜夕食をご一緒させていただき〜早めに就寝.。o○

 


 

そして迎えた10月26日(水)…いよいよ本番当日です。

 

    

 

しっかりと朝食をとって〜午前7時過ぎにホテルを出発!

…宿泊先のホテルから会場までは車で約10分程です。

 

 

搬入口にはすでに音響&照明を担当する「コントライブ」社のスタッフが勢揃い!

…学生さんのアルバイトも含めて総勢18名体制の人海戦術で搬入・仕込作業がスタートしました。

 

    

 

 

↓ 当日の舞台仕込図です ↓

 

 

 この日は前述のように準備に費やせる時間が限られていたので…音響・照明・舞台・バンドなど全ての作業が時間との戦いでした。

 

      

 

照明のシュート作業と並行してリハーサルをスタート!。ロビーにはすでに沢山のお客様が詰め掛けていました。

 

      

 

開場時刻の午後12時ギリギリまで直し作業が続いて…何とか定刻開場に間に合いました!。

 

  

 

 

↓ この日の進行表です ↓

 

 

そして定刻の午後12時45分に本番スタートのCueを出しました!!!

 

    

 

オープニングは「さくら草」〜バックを務めて下さるのは「白石暎樹とサウンドスペース」の皆さんです。

 

      

  

「寿宝船」に続いて披露したのは仙台・伊達藩最後の姫君「伊達保子」を題材にした「有珠の白百合」…佐藤社長プロデュース作品です。

 

      

 

「美空ひばりメドレー」〜オリジナル曲「晩春歌」とテンポよく前半のステージが進みます。 

 

      

 

そして前半の最後を飾ったのは歌謡物語「至高の王将〜三吉、小春の物語」。

 

      

 

津軽三味線奏者「栗原武啓」さんとのコラボ〜迫真の歌謡物語に会場のお客様からは大きな拍手が!

 

      

 

 そしてゲスト・コーナー…舞踊「萌翔」さん&「白鳥真由美」さん〜そして「伊達清隆」先生によるステージです。

 

      

 

 その頃、瑠美ちゃんは楽屋で衣装替え〜後半への心の準備に余念がありません。

 

 

そして準備万端…後半の幕開けは歌謡物語「赤垣源蔵」からでした。

 

      

 

「望郷三味線」〜「愛燦燦」〜「海蛍」とシックな舞台で披露してから早替え〜歌謡物語「白虎隊」

 

      

 

 渾身の歌謡物語を満席のお客様も固唾を呑んで堪能…割れんばかりの拍手+歓声でした!!!

 

      

 

そして再び最新曲「さくら草」を披露させて頂きました。

 

      

 

ラスト・ナンバーはデビュー曲「音頭水戸黄門〜あゝ人生に涙あり」…会場は手拍子&歓声で最高潮です。

 

      

 

そして最後はご出演者全員が登場して感動のフィナーレとなりました。

 

    

 

 終演後のロビーは大混雑…サイン即売会には長蛇の列が出来ていました。

 

    

 

 

終演後に我々裏方スタッフは大急ぎで撤収〜搬出作業…午後5時の退館時刻までに猛スピードでした.。o○

 

 


 

 その晩は市内の居酒屋さんでスタッフ&関係者の皆さまを交えた大打ち上げ会!!!

 

 

こうした皆さまに支えられて無事に公演は大成功を収めることが出来ました。

…皆様のご尽力に感謝してもしきれぬ思いを改めて噛み締めました。

 

携わって下さった沢山のスタッフの皆さま…そしてご来場下さったお客様に心より御礼申し上げます。

 

 


 

 

そして翌日の仙台は朝から快晴!!!復路の東北道の車中ではコンサートのコトで大盛り上がり(^_-)-☆

 

    

 

 

沢山の荷物と土産話を積み込んで一路帰京の途につきました。

 

 

山口瑠美 コンサート 仙台 電力ホール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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